アンチゲネミア法
【概要】 サイトメガロウイルス感染症の診断法の一つ。活動性の感染症が疑われる患者から、EDTA採血。検体から塗抹標本を作り、CMVの早期抗原(pp65抗原)に対するモノクローナル抗体で染色し、鏡検下に好中球の細胞質が陽性に染まるものを観察する。好中球10万個あたり陽性細胞がいくつあるかで判定する。
【解釈】 特異性は良い。感度は培養法より優れている。本法は病気の活動性や治療経過を判定するにはちょうど良い程度である。最近はPCRによるCMV DNA定量法が優れている。
《参照》 サイトメガロウイルス、 PCR法

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