Anomalocaris sp. ELRC 20001 (Anomalocaris sp. 2 Chengjiang)
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「アノマロカリス」の記事における「Anomalocaris sp. ELRC 20001 (Anomalocaris sp. 2 Chengjiang)」の解説
Chen et al. (1994) で最初に記載される。Hou et al. (1995) をはじめとして長らく Anomalocaris saron(アノマロカリス・サロン、後に別属ホウカリスの Houcaris saron へ改名された種)に同種とされたが、2020年以降では本属の別種とされるようになった。 中国雲南省の Maotianshan Shale(澄江動物群)から発見される。1つの全身化石標本 ELRC 20001 のみによって知られる。前部付属肢は14節(柄部1節と残り13節)からなり、前半のそれぞれの内突起は前方に1本の分岐をもつ。柄部の内突起は直後の内突起と同じ程度発達した。首を除いて胴部は11対の鰭をもち、それぞれの鰭の前縁には一連の枝分かれた脈がある。尾部は2対の尾鰭を含んだ尾扇と、体の半分以上長い尾毛が1対ある。体長6.8 cm(前部付属肢と尾部を除く)。
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