APS一眼レフカメラの登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 19:47 UTC 版)
「一眼レフカメラ」の記事における「APS一眼レフカメラの登場」の解説
新規格であるAPSフィルムが登場すると、小型化により一層拍車がかかったモデルが各社から発売された。新規格のフィルムということで各社のモデルもそれまでにない斬新かつ奇抜なものとなったが、なかでもオリンパス及びフジのCenturion/Epion4000シリーズはレンズ固定型を採用しており奇特な外観を持っていた。レンズ交換式でも、専用マウントを用意したミノルタを筆頭にニコン・キヤノンも旧来のシステムとの互換性を維持した斬新なスタイルのカメラを販売していた。 こうしてメーカー側も力を入れていたAPS一眼レフカメラであったが、デジタルカメラの予想外に速い進化と互換性の高い135フィルムカメラの小型化に祟られAPSフィルムは衰退。結局APSは主流となりうることなく淘汰されたが、フォーマットとしてのAPSがデジタル一眼レフカメラの主流となる等、多彩なバリエーションへ繋がるものであった。
※この「APS一眼レフカメラの登場」の解説は、「一眼レフカメラ」の解説の一部です。
「APS一眼レフカメラの登場」を含む「一眼レフカメラ」の記事については、「一眼レフカメラ」の概要を参照ください。
- APS一眼レフカメラの登場のページへのリンク