A急行(途中駅折返急行)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 16:46 UTC 版)
「京阪本線」の記事における「A急行(途中駅折返急行)」の解説
一方、この区間急行とは別に、1952年にそれまで混雑時に天満橋駅 - 枚方市駅間で運行されていた急行を、枚方公園駅以北を各駅停車とする形で八幡町駅・深草駅まで延長した。この急行は種別板が赤の縁取りで白地に赤文字で「急」と書かれていた(両サイドに行先を表記)。この種別板は、後年設定される樟葉始発の急行(ただし停車駅は全線通しの急行と同様)の種別板と同様のものであった。 このA急行と準急との停車駅の違いは、豊野駅(1963年廃止)と光善寺駅を通過するか停車するかの違いのみであり、豊野駅が廃止されて以降は準急との停車駅数の差が1駅(光善寺駅停車の有無のみ)となり、急行運転の意味が薄れたため、1969年の京橋駅移転によるダイヤ改正により準急と統合して廃止された。この区間運転の急行は当時の列車番号の頭部に「A」を付番していたため「A急行」とも呼ばれていたが、旅客案内上ではこれも「急行」と称していた。1964年当時は朝ラッシュ最ピーク時に主に枚方市駅 - 淀屋橋駅間で(この時の区間急行は一部を除き香里園駅・萱島駅・守口駅始発)、夕方以降に淀屋橋駅 - 八幡町駅(入庫列車は深草駅)系統を中心に運行していた。
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