9枚引き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 01:15 UTC 版)
ルノルマンカードの奥義ともいうべきグラン・タブローに進むための、予行演習としても最適な展開方法で、3枚ずつ3段に並べる。 3枚引きのように、左から過去、現在、未来をあらわすが、9枚用いることで、リーディングを深めることができる。 1枚引きとシャッフルまでの要領は同じで、その後9枚を選びだす。 上段左より3枚、中段左より3枚、下段左より3枚ずつ並べていく。 あらかじめ抜き出して置いた象徴カードは中央にくるように置いておき、その上に5枚目にきたカードを重ねる形になる。 一番上の段(1枚目、2枚目、3枚目)は、質問者が考えていること、精神的なことなど内面をあらわしている。 質問者の思考の流れをみることができる。 質問者真ん中の段(4枚目、5枚目、6枚目)は、占うことについての現実的な動きを示している。 質問者の行動、あるいは周囲の状況が実際にどのように物理的な変化をしていくかをみることができる。 一番下の段(7枚目、8枚目、9枚目)は、思考(1段目)と行動(2段目)との結果、その時期にその問題がどのような結果をもたらしたか、そして今後どうなっていくかということをあらわしている。 象徴カードに重ねられた5枚目のカードが中心になるので、ここには今現在の状況があらわれていることになる。
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