4巻本集異志とは? わかりやすく解説

4巻本集異志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 17:20 UTC 版)

集異志」の記事における「4巻本集異志」の解説

陳継儒『宝顔堂秘笈』に4巻から成る陸勲撰と称する集異志』を収めている。清代の『欽定四庫全書総目』巻144小説家存目2で「陸氏集異記四巻」として解題するのがこれで4巻239則から成り、晁公武の言う2巻32則に比べる巻数で2倍、則数では略7倍にも及ぶが、実態『漢書』以降正史五行志や他の志怪集やら雑集やらから摘録した災異変怪の記事であって、晁公武三分の一占めたという怪異僅少五代晋の少帝開運元年基督教944 -5年)の記事もあって時代合わず稀覯本として貴重ではあるものの明らかな別集である。恐らくは本集の存在前提陸勲の名を冒して編まれたものと考えられるが、成立時期は南宋から明迄のある時期としか言え不明。なお、この集を更に節録して纏め直した1巻本も存在した

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