22160形(平台枠形) → ナロフ21200形・ナロフ21270形
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22160形(平台枠形)は、1924年および1926年に45両(ナロフ22160 - ナロフ22204)が製造された二等緩急車である。ボックスシート形40両(ナロフ22165 - ナロフ22204)と転換クロスシート形5両(ナロフ22160 - 22164)の2種があり、1928年10月1日に施行された車両称号規程改正では、前者がナロフ21200形(ナロフ21200 - ナロフ21239)、後者がナロフ21270形(ナロフ21270 - ナロフ21274)となった。 ボックスシート形は1926年製で、製造所は鉄道省大井工場、大宮工場、日本車輌製造本店、川崎造船所、田中車輛である。定員は48人、窓配置はD12222221D、窓構造は上昇式、自重は27.07t - 28.30t、台車はTR11。5両がナヘロフ21280形に、9両がナロハフ21800形に、7両がナハフ24000形に改造されたほか、4両が事故廃車となり、戦後は15両が鋼体化改造の種車となった。 転換クロスシート形は1924年、日本車輌製造本店製である。定員は148人、窓配置はD1121D、窓構造は上昇式、自重は28.45t、台車は大正6年度基本形。3両がナハフ24000形に改造され、1両が事故廃車となり、戦後は1両が鋼体化改造の種車となった。
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