2018年平昌オリンピックでの活躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 07:44 UTC 版)
「エステル・レデツカ」の記事における「2018年平昌オリンピックでの活躍」の解説
アルペンスキースーパー大回転とスノーボードパラレル大回転にエントリー。オリンピックにおいてアルペンスキーとスノーボードの両方にエントリーする初のケースとなった。 2月17日のアルペンスキー女子スーパー大回転ではメダル獲得の可能性が高い20番滑走が終わった段階でトップに立っていたオーストリアのアンナ・ファイト(英語版)が金メダル確実と見られていたが、26番スタートのレデツカがファイトのタイムを0.01秒上回る快走を見せ、逆転で金メダルを獲得した。レデツカはアルペンスキーではワールドカップでは7位、世界選手権では20位が最高で、この種目では借り物のスキー板で滑っていた。 2月24日に行われたスノーボード女子パラレル大回転では予選で2本の合計タイムで2位に1.26秒の大差で1位通過し、決勝でもセリナ・イェルク(ドイツ語版)を0.46秒差で破り、金メダルを獲得した。これによりレデツカは冬季オリンピック史上初めて1大会で異なる2つの競技で金メダルを獲得した女子選手となった。これは男女を通じても1928年サンモリッツオリンピックでヨハン・グロットムスブローテンがクロスカントリースキーとノルディック複合の2つの競技で金メダルを獲得して以来、90年ぶりの偉業であった。
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