2016年御坊市長選
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2016年の御坊市長選では一転、二階俊博の長男で、二階の政策担当秘書を務める二階俊樹が無所属での立候補を表明。二階が立候補を表明した時点では、柏木は市長選への対応を明らかにしていなかったが、3月9日の御坊市議会で7選出馬を表明。二階は父・俊博をはじめ森山裕農林水産大臣、稲田朋美自民党政調会長、小泉進次郎衆議院議員らの応援を大々的に受ける一方、御坊市議会議長や世耕弘成参議院議員が柏木の支援に回り、保守分裂選挙の様相を呈したが、柏木が二階を3千5百票弱の大差で破り、全国で最多の7選を果たした。自民党幹部や閣僚をも動員し、徹底した組織型選挙を繰り広げて長男を支援したにもかかわらず大差で敗北したため、地元・和歌山では「二階王国の落日」、さらには御坊市長選で二階俊樹を支援せず、自民党所属議員ながら柏木を支持した世耕弘成参議院議員の、二階俊博の選出選挙区である和歌山3区への鞍替えもささやかれている。
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