2014年 全豪初優勝 マスターズ初優勝 デビス杯初優勝 世界3位
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「スタン・ワウリンカ」の記事における「2014年 全豪初優勝 マスターズ初優勝 デビス杯初優勝 世界3位」の解説
2014年は、昨年からの好調を維持し、年初のチェンナイ・オープンで優勝し自身ツアー5勝目を飾る。 全豪オープンでは、第8シードで勝ち上がり、準々決勝で第2シードのジョコビッチと再び対戦。2-6, 6-4, 6-2, 3-6, 9-7の4時間の激闘を制して準決勝に進出。準決勝で第7シードのベルディハを6-3, 6-7, 7-6, 7-6で破り、4大大会初の決勝進出を果たす。決勝では、第1シードのナダルと対戦。序盤から攻撃的なテニスを展開し、6-3, 6-2, 3-6, 6-3でナダルを破り、全豪オープン初優勝にして4大大会初優勝を果たした。スイス人男子ではロジャー・フェデラーに次いで2人目の優勝。 2005年以降、BIG4以外では2009年全米のフアン・マルティン・デル・ポトロ以来2人目のグランドスラム優勝者となった。さらにグランドスラム1大会でナダルとジョコビッチ両方に勝利した初の選手となる。また、4大大会において、第1シードと第2シードの2選手に勝利しての優勝は1993年全仏オープンのセルジ・ブルゲラ以来の快挙であった。大会後のランキングでは自己最高の3位となり、長年スイスNo.1プレーヤーであったフェデラーを抜き、スイスNo.1の座を手にした。 4月、モンテカルロ・マスターズではチリッチ、ニコラス・アルマグロ、ミロシュ・ラオニッチ、フェレールを破り決勝進出。決勝ではフェデラーを4-6, 7-6, 6-2で破り優勝し、初のマスターズタイトルを獲得した。全仏オープンでは無念の1回戦敗退に終わるが、ウィンブルドンではフェデラーとの準々決勝に進出。過去7度のウィンブルドン優勝を誇るフェデラーに第1セットを6-3で先取するも6-3, 6-7(5-7), 4-6, 4-6で敗れた。全米オープンでは第3シードとして順当に勝ち進むも準々決勝で錦織圭にフルセットの激戦の末、6-3, 5-7, 6-7(7-9), 7-6(7-5), 4-6で敗れた。11月には2年連続でATPワールドツアー・ファイナルズに出場し、ベルディハ、チリッチを破り2勝1敗の成績で準決勝に進出するもフェデラーに敗れた。 その1週間後、フランスとのデビスカップ決勝に出場。第1試合でツォンガを6-1, 3-6, 6-3, 6-2で破り、また、フェデラーと組んだダブルスではベネトー/ガスケ組を6-3, 7-5, 6-4のストレートで破った。この後フェデラーがガスケに勝利したためスイスはデビスカップ初優勝を果たした。
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