2014年欧州議会選挙
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「エウスカル・エリア・ビルドゥ」の記事における「2014年欧州議会選挙」の解説
2013年末エウスカル・エリア・ビルドゥは2014年5月25日に行われる欧州議会選挙に、スペインの全自治勢力を結集した候補者リストで参加する意志のあることを発表した。選挙に対することとビルバオでの世界経済フォーラム開催を契機に、2014年3月2日選挙連合はアイルランドのシン・フェイン党(Sinn Féin)、ギリシャの急進左派連合(Syriza)、ドイツの左翼党(Die Linke)、ポルトガルの左翼ブロック(BE)、ガリシア民族主義ブロック(BNG)などの参加を得て同市で国際会議を開催した。 カタルーニャ共和主義左翼(ERC)が独自候補を擁立することと、人民統一候補(CUP)とノス=ウニダーデ・ポプラール(Nós-UP)の不参加が明らかになると、EH Bilduは最終的にBNG、Puyalón、Andecha Astur、Alternativa Nacionalista Canariaと人民の統一(UP)らとともに選挙連合諸民族の決定を結成した。候補者リスト筆頭は日刊紙ガラの元編集長Josu Juaristiで、326,464票(2.08%)を獲得、1議席を獲得した。EH Bilduの候補者Josu Juaristiは最初の3年半欧州議員として活動し、残りの期間はBNGの候補者アナ・ミランダ・パス(Ana Miranda Paz)が引き継ぐこととなった。人民の決定はギプスコア県では31.69%の得票で第一党、アラバ県では19.86%の得票で初めて第一党となった。また、ビスカヤ県では20.25%、ナバーラ州では20.21%の得票で第2党の成績であった。 欧州議会内の所属については欧州自由同盟のメンバーであるアララルやエウスコ・アルカルタスナと、選挙キャンペーン中ソルトゥが欧州統一左派・北方緑の左派同盟(GUE-NGL)への加入について言及していたためEH Bildu内で論争が沸き起こった。議席の獲得後ジョス・ジュリアスティ(Josu Juaristi)は、民族自決権を守るための政策のために欧州緑グループ・欧州自由連盟と「優先的な関係」を維持し続けると声明したが、会派としてはGUE-NGLへ加入した。
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