2012年 全豪2連覇 世界1位陥落と奪還
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「ノバク・ジョコビッチ」の記事における「2012年 全豪2連覇 世界1位陥落と奪還」の解説
全豪オープンでは決勝でナダルを5-7, 6-4, 6-2, 6-7(5), 7-5で破り2年連続3度目の優勝を果たした。試合時間は5時間53分で全豪最長記録であり、4大大会決勝最長記録となった。ソニー・エリクソン・オープンでは、決勝でマリーをストレートで下しシーズン2勝目を挙げた。続くモンテカルロ・マスターズ、BNLイタリア国際ではいずれも決勝でナダルにストレートで敗れた。 全仏オープンでは初めて決勝に進出したが、決勝でナダルに4-6, 3-6, 6-2, 5-7で敗れ4大大会4連続優勝を逃した。ウィンブルドンでは準決勝で優勝したフェデラーに3-6, 6-3, 4-6, 3-6で敗れ1年間守ったランキング1位から陥落した。 2012年ロンドンオリンピックの開会式ではセルビア選手団の旗手を務めた。シングルス準決勝で金メダルを獲得したマリーに5-7, 5-7で敗れ、銅メダル決定戦でもフアン・マルティン・デル・ポトロに5-7, 4-6で敗れメダルを逃した。その後のロジャーズ・カップでは、決勝でリシャール・ガスケをストレートで下しシーズン3勝目を挙げた。 全米オープンでは決勝でマリーに6-7(10), 5-7, 6-2, 6-3, 2-6の4時間54分の激闘の末敗れ連覇を逃した。10月開催の、チャイナ・オープンでは決勝でツォンガを下し、その翌週開催の上海マスターズでは決勝でマリーに、5-7, 7-6, 6-3の逆転で勝利し、2週連続でタイトルを獲得をした。11月5日付のランキングにて、フェデラーが1位から陥落したことにより、約4ヶ月ぶりに世界ランキング1位に復帰すると同時に、2年連続で年間&年度末ランキング1位となることが確定した。 ATPワールドツアー・ファイナルズではラウンド・ロビン3戦全勝で準決勝に進出。準決勝でデルポトロを下し、決勝ではフェデラーに7-6, 7-5で勝利し4年ぶり2度目の優勝を果たした。年間最終ランキング1位。 この年には日本のアパレル会社・ユニクロと5年間の「グローバル ブランド アンバサダー」契約を締結し、テニスウェアなどの提供を受けると共に、ユニクロのテニスウェア開発にも助言・提言を行うようになっている。
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