2011年 州首相に就任
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「ヴィンフリート・クレッチュマン」の記事における「2011年 州首相に就任」の解説
2011年3月のバーデン=ヴュルテンベルク州議会選挙では、ドイツキリスト教民主同盟(CDU)が第1党となったものの、138議席中60議席(9議席減)、同党と連立を組んでいた自由民主党 (FDP)が7議席(8議席減)の獲得にとどまり、両党での連立継続は不可能となった。一方、福島第一原子力発電所事故の直後の選挙で、ドイツの原子力発電所17基中4基がある同州においては、原発政策も争点となったこともあり、脱原発を訴えてきた緑の党は36議席(19議席増)で第2党と躍進した。また、ドイツ社会民主党(SPD)は35議席(3議席減)で第3党となった。この結果、緑の党・SPDの2党による「赤緑連立(ドイツ語版)」が成立し、2011年5月12日から緑の党出身者として初めて州首相となった。なお、緑の党が首班となる「赤緑連立」はこれが初めての例である。
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