20世紀後半から現代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 14:35 UTC 版)
「フィギュアスケートの歴史」の記事における「20世紀後半から現代」の解説
男子シングルでは、スコット・ハミルトン、ブライアン・ボイタノ、ヴィクトール・ペトレンコ、アレクセイ・ウルマノフ、イリヤ・クーリック、アレクセイ・ヤグディン、エフゲニー・プルシェンコがオリンピックチャンピオンとなり、他にも4回転ジャンプで名高いカート・ブラウニングやエルビス・ストイコが活躍した。 女子シングルでは、1984年サラエボオリンピックと1988年カルガリーオリンピックを連覇した東ドイツのカタリナ・ヴィットが最も成功した選手といえる。他にもクリスティー・ヤマグチ、オクサナ・バイウル、タラ・リピンスキー、サラ・ヒューズがオリンピックチャンピオンとなり、3回転半ジャンプで名高い伊藤みどり、陳露、マリア・ブッテルスカヤ、ミシェル・クワン、イリーナ・スルツカヤが活躍した。 近年シングルでの日本人選手の世界的な活躍が目覚しく、2006年トリノオリンピックで荒川静香がアジア初の金メダルを獲得したほか、浅田真央や安藤美姫、髙橋大輔ら世界チャンピオンを筆頭に世界レベルの選手が多数存在する。また歴代でも男子で1977年に佐野稔が、女子では1979年に渡部絵美が世界フィギュアスケート選手権で日本人選手初の3位となり表彰台に上ったほか、1989年に日本人初の世界女王となった上記の伊藤みどりや、1994年に同じく世界女王となった佐藤有香や村主章枝、本田武史、中野友加里らが活躍した。 ペアでは、1988年カルガリーオリンピック、1994年リレハンメルオリンピックで2度のオリンピックチャンピオンとなったエカテリーナ・ゴルデーワとセルゲイ・グリンコフ、2006年トリノオリンピックで優勝したタチアナ・トトミアニナとマキシム・マリニンが大きな成功を収め、アイスダンスでは1994年リレハンメルオリンピックと1998年長野オリンピックで2連覇を果たしたパーシャ・グリシュクとエフゲニー・プラトフ、2006年トリノオリンピックで優勝したタチアナ・ナフカとロマン・コストマロフが活躍した。 現代のフィギュアスケートは、男女シングルとペア、アイスダンスに加え、新しい種目のひとつであるシンクロナイズドスケーティングの世界シンクロナイズドスケーティング選手権が開催されており、シンクロナイズドスケーティングはオリンピック正式種目入りを目指している。
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