1994年-2002年
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「カンボジア赤十字社」の記事における「1994年-2002年」の解説
1994年の再統合以降、カンボジア赤十字社は、多くの重要な過程を経て、組織として発展し変化てきた。これらの中には、三期にわたって、組織の働きと構成を練り直してきたことも含まれる。第一期は、ノロドム・マリー・ラナリッド王女が社長を務めた時期。第二期と第三期は、1998年から2002年にかけての時期で、ブン・ラニ・フン・セン首相夫人が社長を務めた期間。2002年8月の投票で、首相夫人は再任されて、さらに続投することになった。シハヌーク国王の母であるノロドム・モニニース・シハヌーク女王は1994年から名誉総裁を務めている。 一方、人的資源、財政上の資源に関しては制限があり、これはカンボジア赤十字社に対して大きな影響を与えた。カンボジア赤十字社は国内の活動において統合と一体化を図るだけに終わることなく、国際的な活動に関しては国際赤十字赤新月社連盟との密接な関係を築き、カンボジア国内だけでなく、国際的な活動においても王室との協調を進めたいと考えたのである。カンボジア赤十字社は、1998年から2000年にかけての3年間の開発計画を実施し、好結果のうちに終了している。第二次開発計画は5年間にわたるもので、これは2001年から始まり、2002年に見直されている。
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