1950~70年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 00:03 UTC 版)
「日本第四紀学会」の記事における「1950~70年代」の解説
発足から1年後の1957年に、学会誌である『第四紀研究』が創刊され、1961年の第2巻からは各巻4号制となった。 1961年にINQUAでテフロクロノロジー委員会が発足(発案者は小林国夫)。これを受け、翌年の1962年には、テフロクロノロジー国内委員会が発足した。さらに1963年には、『第四紀研究』の初の特集号である『テフロクロノロジー特集号』が発刊された。 また、同じく1963年には「第1回古土壌シンポジウム」が開かれ、1964年には『古土壌特集号』を発刊、土壌学者との交流がはじまった。1965年には、古土壌国内委員会が発足。さらに、同年の特集号として『パリノロジー特集号』が発刊され、花粉学者との交流も行われるようになった。 1972年にの特集号では、「自然環境の変貌」がテーマに挙げられ、以降、第四紀研究に環境概念も盛り込まれるようになった。また、この年に会員数が1000名を突破した。 1977年、創立20周年を記念して『日本の第四紀研究』(東京大学出版)が出版された。
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