1935年改選
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「石川県議会議員選挙」の記事における「1935年改選」の解説
1935年9月24日執行。この頃から多くの国家主義団体が結成された。これらの団体は神武会、大日本生産党、愛国政治同盟、憂国青年同盟、立憲養正会などと共に、既成政党を否定し軍国主義を主張した。こうした状況下で実施された定期改選は、県当局が選挙粛正委員会を組織し県民を萎縮させ、選挙に対する関心を低下させた。この選挙における棄権率は22.4%に及んだ。 選挙区当選者金沢市武谷甚太郎(民政党) 澤野外茂次(民政党) 寺田直義(政友会) 錺谷与右衛門(政友会) 金田一次(民政党) 吉川二三郎(民政党) 江沼郡松木幸一(政友会) 宮永盛雄(民政党) 能美郡神田重義(政友会) 米沢実(民政党) 奥村忠次(政友会) 富沢鋹忠(民政党) 石川郡江川為信(政友会) 亀田庄太郎(政友会) 村田市太郎(民政党) 耕納喜三郎(政友会) 河北郡池田末次郎(民政党) 長山吉次(民政党) 重山徳好(政友会) 羽咋郡岡田秀造(政友会) 山本九左衛門(政友会) 松井吉郎(民政党) 鹿島郡小林与右衛門(政友会) 大森玉木(民政党) 山辺直次郎(民政党) 鳳至郡大島新一(民政党) 横田象三郎(政友会) 吉国文吉(民政党) 中島松雄(政友会) 珠洲郡谷内星七(民政党) 米村為八郎(政友会) 民政党は金沢市においては勝利したが、郡部では政友会の進出を止めることができず。民政党16名、政友会15名と僅か1議席の差となった。
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