1810系から1900系への編入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 18:13 UTC 版)
「京阪1900系電車」の記事における「1810系から1900系への編入」の解説
1810系は、1963年の淀屋橋延伸に伴う1900系の新造に際し、車齢が若く車体長が1900系と同等で、しかも大半が空気ばね台車を装着していたことから、金属ばね台車を装着する1884・1887の2両を除く17両が若干の改修を実施した上で1900系へ編入されることとなった。 編入に当たっては、1810型1811 - 1819は順に1900型1901 - 1909と付番されたが、1820のみ運転台の向きに合わせて1911と付番された。これに対して1880型は1885・1886・1892の順に1950型1951 - 1953と付番されたが、運用の都合から車種の改変が一部で実施されており、制御車である1889 - 1891は制御電動車化され、淀屋橋向きの片運転台車であったことから1910・1912・1914と付番された。また、ただ1両のみ制御車のまま残存した1888については下一桁が1からの起番を原則とする京阪としては例外的に1950という番号を付与されている。 1810系編入車も内装は新造車に準じた形で変更され、窓枠をアルミサッシに交換の上、保護棒の設置も行われた。この後、テレビカーは1901・1907・1914・1951 - 1953に変更されている。 なお、残された1884・1887の2両は、それぞれ1850型1851・1852として1800系に編入され、1810系は系列消滅となっている。
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