180SX
1989年4月、デビュー。このクルマの成り立ちは、5代目シルビア(S13型・89年5月発表)の双生児車で、リトラクタブルヘッドランプとファーストバックのスタイルがシルビアとは異なった。型式名はRS130エンジンは1.8Lだけ。180は、エンジン排気量1800CCを表す。SXは、従来から輸出用スポーティカーおよびラリー車に使用してきた日産のブランド名で、Sはスポーツ、スポーティを、Xは未知の世界を表すとも考えられた。
91年1月のマイナーチェンジで、エンジンを2L(ターボ付き205ps)に積み替えた。日産としては、2Lだから200SXにしたいと考えたが、役所ではモデル名はいったん決めたら変えられないと主張し、そのままになった。2L化しても、5ナンバーであることに変わりはない。93年10月に6代目シルビアが登場後も旧ボディのまま併売、94年1月にグレードを3タイプ(Ⅲ、Ⅱ、Ⅰ)から2グレード(R、X)に。96年8月にタイプSを追加して再び3グレードにもどし、同時にフロントエアロバンパーを装着、ウインカーランプを丸型に、テールランプやアルミホイールのデザインも変更した。これを最後に、ほとんど手を入れず、99年1月に生産を終えた。
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