1464年までの初期の作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/20 01:14 UTC 版)
「ディルク・ボウツ」の記事における「1464年までの初期の作品」の解説
ボウツの最初の作品といわれるのは1445年の日付が入っているプラド美術館所蔵の『幼児キリストの三連祭壇画 (Infancy Triptych)』である。スペイングラナダの王室礼拝堂にある『十字架降架の祭壇画 (Deposition Altarpiece)』もこの時期、1450年から1460年ごろに描かれたと考えられている。現在ベルギー王立美術館、カリフォルニアのJ・ポール・ゲティ美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、ノートン・サイモン美術館、そしてスイスのプライベート・コレクションがそれぞれ所有している祭壇画はもともと『聖餐の秘跡の祭壇画 (Altarpiece of the Holy Sacrament)』として一組の祭壇画だったものが散逸したもので、やはりこの時期に描かれた作品となっている。他にはルーブル美術館所蔵の『ピエタ』もこの時期の作品である。
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