沖夢紫【オキユメムラサキ】(食用作物)
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登録番号 | 第15122号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | かんしょ | |
登録品種の名称及びその読み | 沖夢紫 よみ:オキユメムラサキ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 沖縄県 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県那覇市泉崎1丁目2番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金城鉄男、比嘉絵理奈、比嘉良興、桐原成元 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「備瀬」と「V4」の自然交雑実生から育成されたものであり、草型は匍匐型、葉は心臓形、いもの皮色は紫、肉色が濃紫の青果向きの品種である。草型は匍匐型、草勢は強、巻つる性は無、草高は低、茎色及び節色は少、茎の太さは細、茎長は中、分枝数はやや多、節間長は長、茎の毛茸は無、頂葉色の最優性色は淡緑、副次的色は無、葉色(最優性色)は緑、葉形は心臓形、葉の大小は中、葉脈色及び蜜腺色は少である。藷梗の長さはやや長、強さはやや弱、いもの形状は長紡錘形、大小はやや大、皮色の基本色は紫、補助色は無、濃淡は濃、分布は均一、肉色は濃紫、条溝及び皮脈は中、外観はやや上、萌芽伸長の遅速は早、萌芽の多少は多、アール当たり上いも重は中、カロチンの多少は無である。「備瀬」及び「宮農36号」と比較して、葉色(最優性色)が緑であること、いもの皮色の基本色が紫であること、肉色が濃紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に沖縄県農業試験場園芸支場(現沖縄県農業研究センター、うるま市)において、「備瀬」と「V4」の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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