黄金の裏話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 14:56 UTC 版)
詳細は「中華民国国庫黄金の台湾運送行動(中国語版)」を参照 1949年の国共内戦末期、蔣介石は呉嵩慶に当時極東金融の中心であった上海に保存してある黄金を台湾へ運ぶよう密命を下した。呉嵩慶は解放軍の上海到達までに全ての黄金を運び終えた。これにより、朝鮮戦争勃発までの援助が停滞していた時期の軍事費の維持のみならず、ニュー台湾ドルの暴落をも免れた。 呉嵩慶は生前、機密を保持し黄金の数量を明かそうとはしなかった。死後公開された日記と、子の呉興鏞(中国語版)(カリフォルニア大学医学教授、米国医学博士)の推算によれば、合計約700万両で、うち半数は外国為替と銀に相当するという。
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