黄色と赤色のストライプ旗(オイル旗)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:21 UTC 版)
「レース旗」の記事における「黄色と赤色のストライプ旗(オイル旗)」の解説
黄色と赤色のストライプ旗はオイル旗、あるいはサーフェイス旗(英: Oil Flag, Surface Flag)とも呼ばれ、このレース旗が掲示される区間は滑りやすくなっているという注意の意味で扱われる。一般的にエンジンブローなどによってオイルやクーラントがコース上に撒き散らされたり、スピンによってコースの外から大量の砂が持ち込まれてしまった時、あるいはクラッシュで非常に細かなマシンパーツの破片が散らばってしまった時、突如として雨が降ってきて水たまりが発生している時など、路面状況が著しく劣悪になりマシンのグリップ力が非常に低くなる可能性が発生し、尚且つ黄旗のように壊れたマシンを撤去するだけのような危険性排除行為では解決できない路面の問題に対して掲示される。この旗は原則として静止して表示される。例外としてコースに小動物が侵入した為、それをドライバーに伝える為にオイル旗を振って注意を促したことがある。このレース旗の掲示は「コースの表面に問題がある」のを認めた場合に表示する意味合いから欧米では「サーフェイス旗(表面旗)」と呼び名が付いた。一定時間が経過した時や、ウェットレース宣言がされた場合は、掲示しなくなる場合もある。
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