麻と木綿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 21:03 UTC 版)
麻は、アサ科(かつてはクワ科とされていた)の大麻、イラクサ科の苧麻(ちょま)の茎から作られる靭皮(じんぴ)繊維で、主に庶民の衣服や夏用の薄手の衣服に用いられた。綿の実から取られる木綿は、インドでは古くから染物に使用されている素材で、近年の考古学上の発見から日本でも縄文時代から使用されていた事がわかっている。(以前は栽培されるようになったのは明応年間(1492 - 1500年)とされていた)近世以降各地で広く栽培されるようになった。木綿は庶民の衣料や浴衣、風呂敷などの素材として広く用いられた。
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