鷲見次久(すみ つぐひさ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:19 UTC 版)
「センゴク」の記事における「鷲見次久(すみ つぐひさ)」の解説
通称は籐兵衛。第四部から登場。権兵衛の幼馴染でお蝶の兄。権兵衛のことは幼名の「阿勝」と呼ぶ。伊勢国の天野家に仕えていたが、権兵衛が改易されて黒岩村に帰郷した話を息子(九市郎)から聞きつけ、鞍馬寺に逗留している権兵衛のもとを三十年ぶりに尋ねる。生来は臆病者で藤兵衛の真似して明るく振舞ってきただけ、と卑下する権兵衛に自分は権兵衛より優れているがそれでも十万石の大名にはなれなかったと言い、戦国大名は権兵衛に”向いている”と発破をかけて立ち去った。その後、権兵衛が再起を目指して小田原に向かうことをと聞きつけると、美濃で浪人衆を集めて九市郎と共に仙石隊に加入。東国の事情に精通しており、権兵衛の幼馴染ということで馬廻りの一員となり、仙石筑後が言い辛いことも直言するなど兄貴分として権兵衛を支える。早川虎口攻めでも筑後と共に奮戦し、仙石家の再起に貢献、戦後は「残る人間、乱世の終わりを見届ける」と伝え、元の場所に戻って行った。
※この「鷲見次久(すみ つぐひさ)」の解説は、「センゴク」の解説の一部です。
「鷲見次久(すみ つぐひさ)」を含む「センゴク」の記事については、「センゴク」の概要を参照ください。
- 鷲見次久のページへのリンク