鴨東運河・鴨川運河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:06 UTC 版)
本線は蹴上船溜から蹴上発電所を経由し南禅寺船溜に放水される。白川としばらく流路を共用して、夷川ダム、夷川発電所を経て鴨川東岸に達する。以後、鴨川東岸(左岸)を塩小路までは川端通下を暗渠で、以後は開渠となり鴨川を離れて墨染ダムに至る。墨染ダムからは伏見インクライン(国道24号の拡幅用地に転用され現存せず)を経て伏見区堀詰で旧伏見城外堀の濠川につながり、ここを本線の終点とする。この先、旧伏見港、三栖閘門を経て宇治川に放水する。もしくは終点やや上流の津知橋付近で疏水放水路・東高瀬川の経路も作られている。このうち、南禅寺船溜から冷泉の田辺橋の鴨川出合までを鴨東運河(おうとううんが)と称して開通時のもの、鴨川出合より下流の部分を鴨川運河と称して後の事業によるものである。
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