鴇波水門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 05:22 UTC 版)
洪水対策用の水門で、鴇波洗堰のすぐ上流に建設された。鴇波洗堰に対する景観上の配慮から、ライジングセクターゲート方式の水門として設計された。ライジングセクターゲートは水門が回転して流路の開閉を行うもので、昇降式水門に比べて周囲の景観に対する圧迫感が少ない。鴇波水門のライジングセクターゲートの規模は幅12.5メートル、有効高3.5メートルで、これの2連構造である。油圧モータラック式で回転する。また、水門の上の管理橋が架かる。平常時は全門開門で、洪水時は全門閉門。2003年(平成15年)着工、2006年(平成18年)竣工。
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