鳴砂の分布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 23:37 UTC 版)
日本に存在する鳴り砂、鳴き砂を持つ海岸は約200ヶ所を超え、そのうち現在でも音を発する地域は、程度の差はあるものの150ヶ所以上存在する。その数は次第に増えてきているが、これは各地で地元の鳴り砂、鳴き砂研究家が増え、発見につながっていると考えられる[要出典]。一般に知られる鳴り砂の海岸は日本でも数十にとどまり、代表的な地域に京都府京丹後市網野町の琴引浜、宮城県気仙沼市の十八鳴浜、島根県仁摩町の琴ヶ浜がある。2006年6月の「全国鳴き砂(鳴り砂)サミット」(開催地・山形県飯豊町)では、地元の鳴り砂、鳴き砂研究家、および仙台市の愛好家と高校の科学部の生徒により、ほぼ同時期に阿武隈川河口の宮城県亘理町の汽水湖「鳥の海」付近に3kmにわたる国内最大級の鳴り砂、鳴き砂が発見されたという事例が発表されている[要出典]。日本国外では、カナダ・プリンスエドワードアイランド州のBasin Head Beachが鳴き砂の浜として有名である。同州内には、他にも2ヶ所の鳴き砂の浜があることが、カナダのウェブサイトから明らかになっている[要出典]。また、アメリカ合衆国をはじめ、世界各国の35の砂漠に鳴き砂があることが知られている[要出典]。
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