鬼ヶ島 (アルバム)とは? わかりやすく解説

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鬼ヶ島 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 09:22 UTC 版)

鬼ヶ島
平山みきスタジオ・アルバム
リリース
録音 1982年
ジャンル ロック歌謡曲
レーベル Invitation/VIH-28086(LP)
プロデュース 近田春夫
平山みき アルバム 年表
魅嬉環劉嬲
1979年
鬼ヶ島
1982年
EMISSION
1984年
ビブラトーンズ 年表
ミッドナイト・ピアニスト
(1981年)
鬼ヶ島
(1981年)
VIBRA-ROCK
(1982年)
近田春夫 年表
ミッドナイト・ピアニスト
(1981年)
鬼ヶ島
(1981年)
VIBRA-ROCK
(1982年)
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鬼ヶ島』(おにがしま)は、1982年(昭和57年)6月21日にビクター音楽産業(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)/Invitationから発売された平山みきの通算5作目のオリジナル・アルバムであり、近田春夫のプロデュース作品、ビブラトーンズの楽曲提供・編曲・演奏全面参加によるスタジオ・アルバム

背景・概要

1981年(昭和56年)秋の「タレント廃業、ミュージシャン専念」宣言以来、近田春夫&ビブラトーンズ結成、アルバム『ミッドナイト・ピアニスト』(同年)を発表後の近田春夫が、翌1982年「筒美京平の秘蔵っ子」[1]平山のアルバム・プロデュースを行った。

全作品の作詞を近田、全作品の編曲をビブラトーンズのギタリスト窪田晴男、作曲は近田が4曲のほか、ビブラトーンズのパーカッショニスト・福岡ユタカが4曲、ギタリストの岡田陽助が2曲を担当。全楽曲の演奏はビブラトーンズが行った。

1979年(昭和54年)12月21日に発売された平山の前アルバム『魅嬉環劉嬲』は、全曲が1971年(昭和46年)の大ヒット曲『真夏の出来事』の橋本淳・筒美京平コンビによるものであっただけに、近田は「どのような方法をとっても比較されるし、同じ方法論をとっても比較される上に、平山に合う方法を発見する必要があった、それがテーマだった」という旨を、後のCD再発売の際のライナーノーツで当時を振り返っている[1]

近田春夫&ビブラトーンズ結成前、ビブラトーンズの前身・人種熱と近田とのアルバム『「悪魔と姫ぎみ」オリジナル・サウンド・トラック』(1981年)制作時に、「人種熱+近田春夫」のボーカルに青木美冴を迎えたように、ビブラトーンズに平山みきを迎えたような構えで本作は制作された。当時ビブラトーンズは日本コロムビアと契約していたため、クレジットは一部仮名。本作発売を前後して窪田はビブラトーンズを脱退、サエキけんぞうらとパール兄弟を結成した[2]

本作は、1991年(平成3年)6月21日1995年(平成7年)3月24日(いずれもビクターエンタテインメント、2009年4月現在廃盤)、2008年(平成20年)3月3日(ブリッジ)の3度にわたりCD再発売された[3]

クレジット

収録曲

全作詞:近田春夫 全編曲:窪田晴男

Side A

  1. ひろ子さん
  2. プールサイド・クラッシュ
    • 作曲:福岡ユタカ
  3. 月影の渚
    • 作曲:福岡ユタカ
  4. ドライマティニ
    • 作曲:福岡ユタカ
  5. 蜃気楼の街

Side B

  1. よくあるはなし
    • 作曲:福岡ユタカ
  2. おしゃべりルージュ
    • 作曲:近田春夫
  3. 電子レンジ
    • 作曲:岡田陽助
  4. 雨ふりはハートエイク
    • 作曲:近田春夫
  5. 鬼ヶ島
    • 作曲:近田春夫

関連事項

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b 平山みき「鬼ヶ島」(BRIDGE079) - BRIDGE INC. ONLINE STORE” (日本語). 平山みき「鬼ヶ島」(BRIDGE079) - BRIDGE INC. ONLINE STORE. 2023年2月1日閲覧。
  2. ^ 石川誠壱のウェブサイト「近田春夫と私」の記述を参照。
  3. ^ #外部リンク内のYahoo! ミュージック「鬼ヶ島」リンク先の記述を参照。

外部リンク




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