高田大介とは? わかりやすく解説

高田大介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/20 15:33 UTC 版)

高田 大介
(たかだ だいすけ)
誕生 1968年(56 - 57歳)
日本 東京都
職業 言語学者小説家
言語 日本語
国籍 日本
教育 学士
活動期間 2010年 -
ジャンル ファンタジー推理小説
主な受賞歴 第45回メフィスト賞
デビュー作 『図書館の魔女』
ウィキポータル 文学
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高田 大介(たかだ だいすけ、1968年 - )は、日本言語学者、小説家である。フランス在住[1]

経歴・人物

1968年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学、東京芸術大学などで講師を務めたのち渡仏、現在はリモージュ大学英語版EDSHS EHICに籍を置き博士論文執筆中。専門分野は印欧語比較文法・対照言語学。

2010年、『図書館の魔女』で第45回メフィスト賞を受賞し、デビュー。メフィスト賞に応募したきっかけとして、「普通じゃない小説大賞」みたいなものを求めていたこと、枚数に上限がないことを挙げている[2]。メフィスト賞の受賞は2010年だが、受賞作の出版は2013年8月である。刊行日が遅れた理由として、作者が海外に居住していたため連絡が円滑に進まなかったこと、本書の分量が3500枚とかなりの長尺であったことなどが高田大介本人によるウェブログの中で述べられている[3]

影響を受けた作家はカート・ヴォネガット Jr.トーベ・ヤンソン。また、「こうした小説を書きたいと常々仰ぎ見ている」作家として、ディケンズ大デュマドストエフスキーを挙げている[2]

講談社ノベルスで好きな作品は西尾維新の「戯言シリーズ[2]

作品リスト

単著

図書館の魔女

  • 図書館の魔女(2013年8月 講談社【上・下】 / 2016年4月・5月 講談社文庫 全4巻)
  • 図書館の魔女 烏の伝言(2015年1月 講談社 / 2017年5月 講談社文庫【上・下】)
  • 図書館の魔女 高い塔の童心(2025年2月 講談社)

その他

アンソロジー

「」内が高田大介の作品

  • Story for you(2021年3月 講談社)「鍵」
  • 新しい法律ができた(2025年5月 講談社)「魔法罪」

単著未収録作品

「」内が高田大介の作品

翻訳

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク





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