高徳線普通列車脱線事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「高徳線普通列車脱線事故」の解説
★2015年(平成27年)12月31日12時頃(列車脱線事故、信号違反) 香川県さぬき市のJR高徳線オレンジタウン駅構内で、徳島発高松行き普通列車(1両)が客扱い後、誤って出発信号機が赤信号のまま発車、安全側線に進入し脱線した。乗客乗員計46人のうち、乗客1名がけがをした。この事故で高徳線志度駅と三本松駅間は約6時間にわたり不通になった。上下あわせて特急列車13本、普通列車18本が運転を見合わる事態となり、約1,600人に影響が出た。運輸安全委員会は「対向列車と正面衝突の危険があった」として12月31日、鉄道事故調査官2人を派遣し、詳しい事故原因を調べている。 原因は運転士が考えごとをしながら出発時の運転取り扱い作業を無意識に行ったことにより、ノッチ投入後の出発信号機の確認を失念したものと推定された。
※この「高徳線普通列車脱線事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
「高徳線普通列車脱線事故」を含む「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事については、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の概要を参照ください。
- 高徳線普通列車脱線事故のページへのリンク