高岡緑【タカオカミドリ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10613号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | すぎ | |
登録品種の名称及びその読み | 高岡緑 よみ:タカオカミドリ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 角田政雄 | |
品種登録者の住所 | 富山県高岡市関大町2番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 角田政雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者が購入したすぎの変異株から育成されたものであり、単幹状で樹冠形は円錐体、枝付き密度は密の鉢物及び観賞向きの品種である。樹形は単幹状、樹冠形は円錐体、幹の通直性は直、完満性は完満、真円性は正円である。樹皮の色は浅赤茶(JHS カラーチャート1015)、厚さは中である。枝の太さは太、長さはやや長、枝角は中、枝付き密度は密、自然落枝性は難、萌芽性は易である。葉身の長さは長、針葉着生密度はかなり密、夏葉の色は暗黄緑(同3508)、葉の曲りは接触、着生角度は中である。さし木の発根性は易である。「立山杉」及び「三尾杉」と比較して、枝が太いこと、枝付き密度及び針葉着生密度が密であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和55年に育成者の庭(富山県高岡市)において、育成者が購入した盆栽のすぎの中から変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「高岡杉」であった。 |
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