高丘季昭とは? わかりやすく解説

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高丘季昭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 00:14 UTC 版)

高丘 季昭(たかおか すえあき、1929年1月14日 - 1996年3月13日)は、日本の実業家記者華族ファミリーマート会長、西友会長、西武セゾングループ代表幹事などを歴任した。華族制度廃止前の爵位子爵

略歴

東京生まれ。子爵高丘家・高丘和季の子。妻は子爵・高木正得の四女・小夜子[1]。母方の祖父は男爵千秋季隆

1930年に父・和季が死去したため子爵を継ぎ[1]、1947年の華族制度廃止まで務める。1951年に東京大学法学部政治学科を卒業する[2]

卒業後は東京新聞に入り、経済記者を務める他、労組委員長を務める。ニッポン放送解説委員を経て[2][3]東大時代から交友があった堤清二の誘いで1963年西武百貨店に入社する[3]。入社後は西武流通グループの流通産業研究所で勤める[2][3]

1971年に西友ストアーに移り[2][3]、1973年常務、1984年専務となる。1986年にファミリーマート会長に就任する。それと同時に1987年に代表取締役副会長となり[2]、その後1988年3月には西友会長となる[2][3]

1991年には[3]西武セゾングループ代表幹事に就任する[2][3]。1993年、藍綬褒章を受章する[2]。死去する直前の1995年に[2]経団連副会長に就任した[2][3]

1996年3月13日に死去。67歳没[2][3]

受賞歴

著書

  • 『西友ストアーの流通支配戦略』日本実業出版社 1970
  • 『ショップレス・エイジ 70年代の流通はどう変わる!?』(トクマビジネス)徳間書店 1970
  • 『許される販売・許されない販売 マーケティングの法律問題』日本実業出版社 1972

共編著

  • 『金融 銀行の裏口から街の金融まで』金子治司共著 緑書房 1956
  • 『現代の百貨店』佐藤肇共著 日本経済新聞社 (日経文庫) 1970
  • 『日本のチェーンストア 流通革命10年 垂直統合はどこまで進むか』三島彰共編 日本実業出版社 1973
  • 『コンビニエンス・ストア スーパーに挑む新しい小売り』田内幸一共著 日本経済新聞社 1975
  • 『流通産業入門』編. 日本経済新聞社(日経文庫) 1981
  • 『現代の百貨店 14版』小山周三共著 日本経済新聞社(日経文庫) 1984
  • 『流通の再構築』宮沢健一共編 有斐閣 1991

脚注

  1. ^ a b 平成新修旧華族家系大成』下巻(霞会館、1996年)3頁
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 20世紀日本人名事典. “高丘 季昭とは”. コトバンク. 2022年5月31日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 日本人名大辞典『現代日本人名録』1987
日本の爵位
先代
高丘和季
子爵
高丘家4代
1930年 - 1947年
次代
華族制度廃止



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