駅名に対するトラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:46 UTC 版)
駅開業から四半世紀後の1993年(平成5年)に、泉岳寺は東京都に対して駅名に寺の名前を使うことについて間違い電話が掛かってくること等により迷惑を被っているとして、不正競争防止法、法人の氏名権、商法21条を根拠に使用差し止めを求めて東京地裁に提訴した。これに対して地裁は、「駅名に使われたからといってただちに信仰との結び付きを損なうものではない」として、寺側の訴えを退ける判決を1994年(平成6年)に下した。原告側は控訴したが、東京高裁でも駅名の公共性が高いとして控訴を棄却。その後最高裁まで争ったが、1997年(平成9年)に原告敗訴で確定した。
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