ば‐りょう〔‐リヤウ|‐レウ〕【馬糧/馬料】
馬糧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 17:20 UTC 版)
馬糧については、軍記物の記述(後述)として、米糠・藁・大豆が挙げられる。一例として、『小田原北条記』巻五「松山合戦」内の記述として、米糠と藁を馬の糧として出している他、同書巻七の逸話では、戦国時代に甲斐黒という馬は1日1斗(明治期の基準では18リットル超)も大豆を食したと語られている(この内容はあくまで和種馬に対する記述である)。 近代期の日本軍における軍馬の馬糧に関しては、「糧秣」「携帯糧秣」も参照。 第二次世界大戦時では、国民が総動員されたため、子供も軍馬の馬糧となる干し草作りを課されたとされ、一例として、群馬県東村(現伊勢崎市)では、昭和17年、夏休みとなると、軍馬用の干し草作りを課された(五十嵐富夫 『群馬県の歴史シリーズ5 図説伊勢崎・佐波の歴史』 あかぎ出版 p.181.)。
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「馬糧」の例文・使い方・用例・文例
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