馬水龍とは? わかりやすく解説

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馬水龍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 02:40 UTC 版)

馬 水龍(ば すいりゅう、Ma Shuilong,, 1939年7月17日 - 2015年5月2日)は、台湾作曲家

基隆市出身。1959年に国立芸術専科学校(現在の国立台湾芸術大学)に入学。主専攻は作曲、副専攻はピアノチェロで、蕭而化・許常恵・盧炎らの教えを受けた。1964年に専科学校を卒業すると、基隆市立第四初級中学(現在の基隆市立中山高級中学国中部)の教員となった。1969年からは台湾省立基隆高級商工職業学校(現在の国立基隆高級商工職業学校)と崇右企業管理専科学校(現在の崇右技術学院)で教壇に立った。

1971年に台南家専の音楽科講師に就任し、翌年から3年間ドイツのレーゲンスブルク音楽大学に留学した。帰国後は東呉大学に副教授となり、1980年に教授に昇進した。

1981年、国立芸術専科学校音楽科主任教授として迎えられ、同時に国立芸術学院(現在の国立台北芸術大学)の設立準備委員となった。翌年に国立芸術学院が開校すると教授に就任し、行政院文化建設委員会音楽委員会委員も兼ねた。

1991年に国立芸術学院の院長に就任し、3年間務めた。1997年には中華民国作曲家協会理事長に選ばれた。[1]。また1999年にはアジア作曲家連盟の執行委員となり、2002年には副会長に就任した。

代表作に『竹笛協奏曲』などがある。

作品

  • ロンド(1963)
  • 弦楽四重奏曲(1970)
  • 懐郷曲(1971)
  • 孔雀東南飛(1977)
  • 竇娥冤(1980)
  • 竹笛協奏曲(1984)
  • 廖添丁(1991)

文献

  • 陳漢金『音楽独行俠馬水龍』、時報出版公司2000年2月5日出版,ISBN 9571332992

脚注

  1. ^ 聯合報』台北訊、「作曲家協会改選 馬水龍任理事長」、1997年9月1日『聯合報』。



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