香辛料・薬草
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 08:42 UTC 版)
香木である紫檀が1.8メートル前後に切られて約1000本積まれていた。種が特定できた植物は、16のうち14が漢方薬にも使われるものだった。胡椒、肉桂、クロトン、ショウガなどがあり、薬草は薬箱に入っていた。植物の種として、イチョウ、杏仁、ライチ、クリ、クルミ、ハシバミもあった。イチョウに関する日本最古の文献は『異制庭訓往来』(1370年頃)とされているが、それ以前の時代から日本にイチョウが移入されていた可能性がある。積荷は石臼や天秤、さじも含まれており、薬の調合用だった可能性もある。
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