香港要人の訪日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 07:56 UTC 版)
香港の首長である香港特別行政区行政長官は何度か訪日を実施しており、香港返還後すぐの1997年10月には董建華が行政長官として初めて日本を訪れた。その後2001年3月にも訪日を実施し、当時香港の在留邦人は18000人以上、進出していた日系企業は2000社以上に上っていたことに触れ、経済面を中心に意見交換が行われた。 2009年2月には曽蔭権が訪日を実施。外務大臣の中曾根弘文と会談を実施して両者間の交流促進のための「日本・香港ワーキング・ホリデー制度」についての協議を行った。ワーキング・ホリデー制度については同年10月に口上書が交換され実現した。 2018年10月・2019年4月・2019年10月には林鄭月娥が行政長官としておよそ10年ぶりに訪日を実施し、日本と香港の経済関係の強化を訴えた。また、総理大臣であった安倍晋三や外務大臣であった河野太郎と会談を実施して、香港とマカオ、そして広州や深圳などを有する広東省を三角形に結ぶ「粤港澳大湾区」構想についてが話し合われた。
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