首謀者W
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 15:23 UTC 版)
「熊谷養鶏場宿舎放火殺人事件」の記事における「首謀者W」の解説
被告人Wは無罪を主張したが、2003年(平成15年)5月12日、さいたま地裁(川上拓一裁判長)で無期懲役の判決(求刑:死刑)を言い渡された。さいたま地検は量刑不当として控訴し、被告人Wも無罪を求めて控訴した。 控訴審で、被告人Wは「警察での自白は虚偽だった」と無罪を主張したが、東京高裁(田尾健二郎裁判長)は2005年(平成17年)5月26日に、原判決(無期懲役)を支持して双方の控訴を棄却する判決を言い渡した。東京高裁 (2005) は「自白は信用でき、事実誤認もない」として、Wの主張を退けた一方、「矯正可能性がない」として死刑を求めていた検察官の主張も退けた。最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は同年11月29日付で、被告人Wの上告を棄却する決定を出したため、被告人Wは無期懲役が確定した。
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