風船割りの弊害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 00:46 UTC 版)
風船の割れる音の嫌いな人はイベント会場にゴム風船があることに敏感に反応し、風船割りの行為では運動会や二次会、イベントの会場から逃げ出したくなる衝動に駆られるものである。また想像以上に恐怖心を感じる人もいることから、風船割りの行為を無理強いするべきでなく、耳をふさがせる自由や場合によっては耳栓などを着用させる配慮も大切である。またゴム風船の破裂の際の破片の飛散や音により眼球や聴覚に障害をもたらす恐れがあるので顔や耳の近くで割る行為には注意が必要である。昨今のテレビ番組では、出演者の不慮の怪我や安全性を徹底していないなどといった視聴者の抗議を避ける目的で、出演者が耳栓やゴーグルを装備した上で風船割りを行う場合が多い。まだそういった安全意識が高まっていなかった時代の番組であった8時だョ!全員集合の「ジャンケン決闘」のコーナーにおいて、風船の破裂によって出演者が軽傷ではあるものの負傷するという事故が起きている。 また大量に割る行為は騒音を伴い、またつぶし割る行為は破裂による体重の落下により振動の原因になる場合があり、場所によっては近隣への騒音・振動の影響や時間帯(夜間など)などの配慮が必要である。(場合によってはゴムの伸びていない部分にはさみを入れるなど破裂音を出さずにしぼめる方法を行うことも大切である。)
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