顔を使った慣用句
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:46 UTC 版)
顔はその人物を代表するものとして扱われる。 顔を出す その場に登場すること。 顔が広い 交友関係が幅広い様。 大きな顔をする その場で尊重されるべきことを示す 顔に泥を塗る 自分の行為の結果として、他人の面目をつぶすこと。他人に恥をかかせること。「顔を潰す」、「顔を汚す」もほぼ同じ意味。 また、顔の表情が対人関係において重要であることから表情や感情を指す場合もある。 顔に書いてある 言わなくても、感情や気持ちが表情に出ているさま。 仏の顔も三度 どんなに温厚な人でも、ひどいことをされればいつか腹を立てるものだ。仏様であっても、顔を3回もなでられると腹を立てるということから。三度「まで」は誤用。 表情や感情の変化によって温度や色が変わることがあることから以下のような言葉もある。 顔色(かおいろ)を窺う。 相手の気持ちを読もうとする。「伺う」は誤記。 顔色(がんしょく)を失わせる。 驚きによって表情が失われる。 顔から火が出る ひどく恥ずかしい思いをする。恥の感情のあまり顔が火照る様子を、火が出たことになぞられた言い方。 顔に紅葉を散らす 女性などが恥ずかしがって顔を赤らめること。 また、「顔役」「番組の顔」「朝の顔」など、ある特定の分野などを代表する人物やものを「顔」と評することがある。
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