顔や体格に関する逸話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:17 UTC 版)
小村は小柄で、ハーバード大学留学時に取得したパスポートには「五尺一寸」(約156センチ)との記載がある。また、日本近代史・日本政治外交史の片山慶隆は身長は150センチメートルに満たないとしており、小説家の吉村昭もその著書の中で小村は4尺7寸(約143センチ)と記述している。容貌は、下関条約交渉時に腸チフスを患った後は一変し、かつて眉目秀麗と言われた小村も、頭だけが大きく、鼻の下から口の辺りに垂れ下がる貧相な髭を生やした顔は「やつれ相」となった。目はくぼんで頬は落ち、太い眉は垂れ下がり、それでいてすばしっこく行動力があることなどから、北京では口さがない外交団から「ねずみ公使」と仇名され、同輩や邦人からも「小村チュー公」と呼ばれたという。
※この「顔や体格に関する逸話」の解説は、「小村壽太郎」の解説の一部です。
「顔や体格に関する逸話」を含む「小村壽太郎」の記事については、「小村壽太郎」の概要を参照ください。
- 顔や体格に関する逸話のページへのリンク