額 (曖昧さ回避)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 08:33 UTC 版)
額
- 額(ひたい)
- 一般には、ヒトの顔の一部。顔のうち、眉と耳を結ぶ線より上にあり、髪の生え際より下にある面。おでこ。 ⇒ 額
- ヒトの額におおよそで相当する動物などの前額。用例として、「猫の額」、「― に一本角をもつユニコーン」。
- 日本語古語で、額髪(ひたいがみ、ぬかがみ。意:額にかかる髪。額から左右に分けて頬や肩まで垂らした髪)の略語。
- 平安時代の日本の女官が礼装のとき前髪に付ける飾り、本来「蔽髪」と書く「平額(ひらびたい)」のこと。 ⇒ 十二単
- 東洋の冠や日本の烏帽子などの、前額に当たる部分。
- 物の突き出ている部分。用例として、日本語古語「岸の額(意:岸の突き出た所)」。
- 額(がく)
- 解剖学から理美容までを含む専門分野では、前額(ぜんがく)、前額部といい、眉と耳を結ぶ線より上にある「頭部」の一部。 ⇒ 頭、額
- 額縁(枠としての額を含む)のこと。
- 壁などに掲げる書き物。用例として、額縁(枠内に物が嵌め込まれている状態の額縁)、篆額(石碑などの上部に篆書で刻まれた題字)、扁額(門戸や室内などに掲げる横に長い額)。
- 金銭上の数値。用例として、額面、価額、金額、同額・差額、定額、巨額・多額・少額、小額、高額・低額、総額・全額・半額、増額・減額、月額、税額、支給額、等々。
- 物の量。用例として、産額(生産・産出される物資の数量または金額)。
- 額(ぬか)
「額 (曖昧さ回避)」の例文・使い方・用例・文例
- それは当初の見積もり額を超えている
- この額縁にすれば絵が引き立つよ
- 支出の総額
- 請求書の額はいくらになっていますか
- 私から借りたお金の額のことで彼女と口論になった
- 現在の入札額
- 多額の借金をする
- 額にしわを寄せて
- 合計額は次のページに繰り越されている
- あの弁護士は多額の相談料を請求する
- 彼は多額の金を意のままにする
- 彼は慈善事業に多額の金を寄付した
- その事業には多額の金が使われた
- 多額の預金をする
- 差額を支払う
- それぞれが受け取る金額について彼らは口論した.
- 額を2倍にする
- その銀行に支払うべき差引額は1万ドルです
- 彼は学費を全額自分で払った
- 彼の約束は額面どおりに受け取るな
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