順位・規模のパターン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 18:49 UTC 版)
「順位・規模法則」の記事における「順位・規模のパターン」の解説
世界各国の都市の順位と都市の規模を両対数グラフで示すと、3種類のパターンに分けることができる。 順位・規模パターン(グラフ中の■緑色の直線)対数正規型ともいう。主に先進国のように高度に都市化が進んでいる国でみられる。外国への経済依存が低く、政体は連邦制である国がこのパターンになりやすい。 プライメイトパターン(グラフ中の■赤色の曲線)首位都市型ともいう。主に人口が少なく面積の小さい国に見られるが、例外的にフランスはこのパターンを示す。外国への経済依存が高く、経済への政府の介入の多い国がこのパターンになりやすい。経済発展の過程で次第に順位・規模法則パターンに移行していく。 ポリーナリィパターン(グラフ中の■青色の曲線)複数の都市がほぼ同規模で上位を占め、下位の都市が順位・規模法則パターンを示す。オーストラリアなどに見られる。
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