音叉型ジャイロスコープ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:28 UTC 版)
「振動型ジャイロスコープ」の記事における「音叉型ジャイロスコープ」の解説
音叉型ジャイロスコープは、共振して動作する1組の試験質量(音叉)を振動させ、その振動面からのずれを検出し角速度信号を作り出す。 F.W.Meredithは、音叉型ジャイロの特許をロイヤル・エアクラフト・エスタブリッシュメント (RAE) で働いている間の1942年に登録した。その後、RAEのG.H.HuntとA.E.W.Hobbsによって1950年代後半まで開発が続けられ、Hobbsは 1 °/h(3.6×10-4 °/s)以下のドリフトをデモした。 近代の戦闘機用ジャイロは、サフラングループ(フランス)のSAGEM Defence Securite製などの二音叉型を使用している。6脚構造をとることにより、ファイバオプティックジャイロに匹敵する性能を出すことができる。
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