静電気放電(ESD)からの保護
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:12 UTC 版)
「バリスタ (電子部品)」の記事における「静電気放電(ESD)からの保護」の解説
現在のデジタル集積回路はプロセスルールの微細化により耐電圧が低下し、静電気放電による破壊を起こしやすくなっている。特に携帯電話や携帯音楽プレーヤーなど小型の機器やUSBなどの外部インタフェース端子を持つ機器では筐体による静電気シールドが困難であるため、保護用の部品を用いることが一般的である。 従来、そのような用途にはツェナーダイオードが多く用いられていたが、小型で低価格の積層チップバリスタ(2006年現在で0603タイプ:0.6mm×0.3mmのものまで実用化されている)が開発されたことにより、ESD保護部品としてもバリスタが用いられるようになった。
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