静岡県向け夕刊を印刷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 23:35 UTC 版)
「読売新聞中部支社」の記事における「静岡県向け夕刊を印刷」の解説
読売新聞中部支社管轄地域である東海3県では中部読売の時代から夕刊を発行せず、朝刊単独で発行しているが、静岡県(東京本社管轄)の夕刊と浜松市など遠州地方向けの朝刊(13版S)については愛知県清須市にある読売新聞清須工場(2008年3月30日から稼動開始。同年3月29日までは中部支社工場)で印刷してトラック輸送している。 これについては、中部支社の設備が過剰とならないよう東京本社が配慮したからではないかと推測する向きもある。東西に長い静岡県においては、県西部(遠州)こそ名古屋市に近いが、大井川よりも東の地域(中部・東部、伊豆)はむしろ東京の方が近く、トラック輸送のコスト的にも横浜市の瀬谷工場からの方が安価であるというのが、その推測の主な理由とみられる。 なお静岡県の読売本紙は、基本的には神奈川県横浜市瀬谷区にある読売新聞瀬谷工場で印刷している。発行所のクレジットも中部支社ではなく東京本社であり、清須工場で印刷されている夕刊及び遠州地方向けの朝刊も同様である。 ちなみに、清須工場は読売新聞東京本社と名古屋市に本社を置く竹田印刷の共同出資によって設立された「東海プリントメディア」によって運営されている。 同じようなことは静岡県全域が東京本社管轄の毎日新聞(静岡県西部向け夕刊を中部本社から委託された中日新聞社の名古屋市の工場で印刷。それ以外の地域向け夕刊と朝刊<全県>については海老名市の毎日首都圏センターにて印刷している)でも行っている。
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