静岡式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/28 18:56 UTC 版)
静岡式は1872年(明治5年)に静岡県山名郡彦島村で名倉太郎馬(1840〜1911)が実施したのが最初で、その後1887年(明治20年)に鈴木浦八(1852〜1918)が行った。水田の区画面積は2〜3畝(約200〜300m2)と石川式より小さく、支線道路や用排水路はすべての区画には接していない。また、道路、水路の方向を正確に東西南北に合わせる「正方位」化を特徴とした。静岡式の技法は、一般的に「畦畔改良」と呼ばれる。静岡式の主要な目的は、区画の整形化と正方位化による正条植えの効率的・効果的実施と、畦畔の撤去による水田面積の増加である。
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