石川式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/28 18:56 UTC 版)
石川式は1887年(明治20年)に石川県河南郡野々市村の模範農場で始められた技法で、水田の区画はいずれも支線道路と用排水路に接し、長方形に整形化され、面積は6〜8畝(約600〜800m2)に拡大された。石川式の技法は、一般的に「田区改正」と呼ばれる。石川式の主要な目的は、区画の拡大・整形化と排水改良による乾田化・牛馬耕の導入、道路の直線化による資材運搬作業の効率化だった。また、区画整形化によって付随的にもたらされる効果として、耕地整理による耕地の増加(増歩)、小排水路建設による乾田化と二毛作水田化があった。
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