電池交換装置
電気自動車の主電池を交換するための装置。主電池は、小型乗用車用でもその搭載装置(電池ケース、電池ボックスなどと呼ぶ)を含めると通常400~500kgにも達する。最近ではこの搭載装置が安全性を考慮して、居住スペースと隔離した床下ホイールベース間に装着されることが多い。したがって、点検、サービスや電池交換時に車両をリフトアップした状態で、この搭載装置が比較的短時間に車両から着脱できるとともに、昇降および車両下から移動できる装置がサービスステーションンに備えられている。昇降用動力源としては、圧縮空気や油圧を用いるものが多い。バスなどでは搭載措置重量が何トンにも達することや運行ダイヤ確保のため、常に交換用の予備電池を準備して、自動的に交換する大がかりな設備が使用されたこともある。
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